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旭川ラボラトリー

旭川や北海道の政治・経済・文化などについて綴っていきたいと思います。

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現在、多忙につき…

現在、仕事が忙しく、更新が滞っている状態となっております。

ブログは続けていきたいと思いますので、
今後ともよろしくお願い致します。

[ 2011/11/08 13:13 ] その他 | TB(0) | CM(0)

旭川にマーケティングの力を

旬刊旅行新聞に、北海道で有名なヒロ中田さんの講演の記事が載っていたので、
ここで紹介したいと思います。

以下、旬刊旅行新聞「失敗から学ぶ『ご当地グルメ』」(2010/10/1)より一部引用。


「商売ではなく地域を売るツール」
中田氏は失敗パターンを10の「P」別に分類。

(1)POLICY=大義
(2)PRODUCT=商品
(3)PRICE=価格
(4)PLACE=流通・販売チャネル
(5)PEOPLE=人・組織
(6)PRIVATE MONEY&PUBLIC MONEY=お金
(7)PLAN=目標
(8)PROMOTION=広告宣伝・販売促進
(9)PLAY=遊び心
(10) PRODUCER=プロデューサー

 (1)のPOLICY=大義は、ご当地グルメづくりを安易な事業として始めることをすすめない。「ご当地グルメを定着させるには相当なパワーと時間がかかる。事業ではなく、食による観光まちづくり運動としてやる。最低でも10年は続ける覚悟があるか。単年度事業では長続きしない」。
 商品を売るために始める、商品開発の際、地場産の食材にこだわらないのも失敗パターン。「ご当地グルメはあくまでも地域を売る、地域に貢献するためのツール。目的と手段を混同してはいけない」。
 
(2)のPRODUCT=商品は「マーケットイン プロダクトアウト」がキーワード。「消費者がここにきて何が食べたいのか、期待しているものは何かという観点が必要」。自分たちが作りたいものや、思いつきで作ったもの、みんなの意見をまとめて作ったもの、定義、ルールがゆるいもの――はすべて失敗パターンという。

(3)PRICE=価格についても消費者の立場に立った視点が重要だ。「商品の満足度を検証しながら逆算をする」。原価の積み上げで定価を決める、原材料を普通に仕入れる――は失敗パターン。「農協や漁協などの生産団体に協力してもらい特別な仕入ルート、価格で仕入させてもらう。そうしければ魅力的な価格にはならない」。

 (4)のPLACE=流通・販売チャネルは、参加店舗を増やし、少しずつ影響力、存在感を高めていく必要性を説く。取り組みを始めて2年目以降、参加店舗数が増えない、もしくは減るのは明らかな失敗パターンだ。

 (5)PEOPLE=人・組織については、最低でも10年続くような人選・組織が重要。地域の人だけで、おじさんたちだけでやってしまう、観光協会などの会長をとりあえず組織の長にする、行政と飲食店のみで組織を作るのは失敗パターン。地域の狭い人間関係で閉じるのではなく、いろいろな人にチームに参加してもらうのが鍵。「商工会議所や観光協会、青年会議所といった地域内の団体と連携しながら盛り上げていく」。

 (6)PRIVATE MONEY&PUBLIC MONEY=お金は、税金頼りのご当地グルメづくりを否定する。「税金頼りでやろうとすると2年目以降に予算がつかず、ほとんどの場合、失敗する」。そこで必要になるのがお金の貯まる仕組み作り。有効な仕組みは、ロイヤリティ制度。例えば商品が1食売れると、組織に50円が入るといった仕組みを作る。

 (7)PLAN=目標は、年間販売目標などの数値目標はもちろん、地域にどう貢献できるのかの観点から価値目標の設定が重要になる。具体的取り組みとして食育や食に絡んだイベントの開催などがある。「ご当地グルメは地域に人を呼び込むための呼び水。単純に商品の売り上げを伸ばせばいいという問題ではない」。

 (8)PROMOTION=広告宣伝・販売促進もご当地グルメを定着させる上で重要になる。「商品は作ったが仕掛け、話題づくりを一切しないのでは、それで終わってしまう。プロモーション費用は必要経費」。

「10年続ける覚悟はあるか?」広告や、無料パブリシティへの情報発信以外に、自ら情報発信する必要もある。「ブログ連動型の公式サイトを活用しながら、基本は毎日、情報を更新する。大変なことだがこれぐらい腹をくくらないと、競争に負けてしまう」。

 (9)PLAY=遊び心は、やらされ感ではなく、楽しくゲーム感覚を持ってやろうということ。その結果として地域の交流人口は増え、参加する飲食店の利益につながる。
 
 (10)PRODUCER=プロデューサーは、(5)の人・組織にもつながるが、地域の人だけでご当地グルメづくりに取り組むことをすすめない。「よそ者のプロのプロデューサーが必要」。
 
ヒロ中田氏が携わったご当地グルメプロジェクトは「新・ご当地グルメ公式サイト」
(http://www.shingotochi.com/)で紹介している。


マーケティングの4P(PRICE,PRODUCT,PLACE,PROMOTION)に、
ヒロ中田さんオリジナルの6つの項目を追加した内容となっています。

ヒロ中田さんとはお会いしたことがありませんが、ここを見ると結構踏み込んだ発言をされているようなので、意外な印象を受けました。ご当地グルメをテーマとした講演内容ですが、非常に示唆に富んだ内容で、まちづくりにも共通する部分が多いと思います。

ご当地グルメの部分を、色々なテーマに置き換えて考えてみて下さい。
例えば、ご当地グルメを食べマルシェや買物公園、ガーデンと置き換えてみると、よいまちづくりの分析ツールになっていると思いませんか?10項目全てを使う必要はないですが、旭川のあらゆることを考えていくときに、指針になるのが上記の10Pになるかと思います。関係者だけでただ漠然と物事をすすめていくよりも、社会科学の成果であるマーケティングのツールを使っていくことで、今後の方向性や現在の問題点が明確になりますし、問題意識もみんなで共有できると思います。

では実際に、旭川の新しいご当地グルメである「旭川しょうゆ焼きそば」を、上の10Pを使って考えてみましょう。

 まず、(1)のPOLICY=大義の部分で、「なぜ旭川でしょうゆ焼きそばなのか」という消費者の疑問を解決しているとは思えません。米粉とキッコーニホンという元ネタに気づく旭川市民がどれだけいるか疑問です。(2)の「消費者がここにきて何が食べたいのか、期待しているものは何かという観点が必要」という部分ですが、これはやきそばに限らずあらゆる点で非常に重要で、見落としていた部分だと思います。ついでなのでここに書いておきますが、旭川のお土産やお菓子が弱い理由もここにあると思います。

 さて、話が逸れてしまいましたが、続けていきましょう。(4)の「参加店舗を増やし、少しずつ影響力、存在感を高めていく必要性を説く。取り組みを始めて2年目以降、参加店舗数が増えない、もしくは減るのは明らかな失敗パターンだ。」という部分と、(7)の「年間販売目標などの数値目標はもちろん、地域にどう貢献できるのかの観点から価値目標の設定が重要になる。」という部分が、旭川しょうゆ焼きそばにとって、極めて大きな課題となっていると思われます。内輪だけの盛り上がりに終始せず、これからも旭川産品のストーリーを伝えていくという姿勢でで頑張っていただきたいと思います。

 上記はほんの一例ではありますが、こういったマーケティングの発想を、旭川市のあらゆる部分に浸透させていくべきだと思います。そうすることで、より「失敗しないまちづくり」・より「洗練されたまちづくり」が実現できるのではないでしょうか。



■参考 旬刊旅行新聞(2010/10/1)
http://www.ryoko-net.co.jp/modules/headline/index.php?page=article&storyid=330



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[ 2011/06/08 00:02 ] 旭川・まちづくり | TB(0) | CM(3)

買物公園のパンフ hoccol (ほっこる)

hoccol

先日買物公園を歩いてきました。

フィール旭川開業を見越して、買物公園に進出するテナントが増えているとの新聞報道がありましたが、
確かにその通りになっていました。これは良い傾向だと思います。

買物公園を歩いていて気がついたことがあります。

買物公園にある店舗は、ドアが閉まりっぱなしで、どうも気軽に入りにくいといった感じがします。
冬の寒さ防止のためにがっちりとした造りになっているのは仕方ないとは思いますが、
閉鎖的で敷居が高い印象を受けてしまいます。敷居が高くて店に入りにくいということが、
各店舗の売上を落としている原因になっているのではないでしょうか。

来訪者が、もっと気軽に店舗に入っていけるようなムード作りを、
各店舗にはお願いしたいと思います。

さて、今回は皆さんに紹介したいものがあります。

それがhoccol(ほっこる)という買物公園の小冊子です。
毎回よくできているので、もっと多くの方に見ていただければと思います。
この冊子のような若いセンスが、旭川のまちづくりや市政には絶対必要です。

中でも面白かったのが、「旭川平和通の歴史。」というパンフレットです。
買物公園の造成を推進した、当時の旭川市役所担当者さんのインタビューがその企画の中心となっていますが、
とても面白い内容でした。買物公園を実現させるために奮闘したストーリーが、軽やかに書かれています。

旭山動物園のストーリーは、既に多くの人の知られるところとなりましたが、
この買物公園が出来るまでのストーリーも、動物園以上に面白い題材だと思うので、
もっと多くの人に知ってもらいたいと思います。

このパンフレットは4条買物公園にある「まちなか交流館」で入手できますし、
一番下記に掲載している買物公園のサイトからもダウンロードできます。

買物公園は、今後の展開次第でまだまだ良くなる空間です。
最近はいろいろと頑張っているようなので、皆さんも買物公園に注目してみて下さい。



提言

●買物公園の各店舗は、初めての人でも気楽に入れるように敷居を低くしてほしい。
●まずはお店の良さをわかってもらうことが大切。飲食店であれば試食品を用意するとか、
それ以外であればお試しでいろいろ体験できるような企画・商品を考えてみてはいかがだろうか。
●買物公園の歴史をもっと多くの人に知ってもらうべき。



■参考
旭川平和通買物公園  http://www.kaimonokouen.com/



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[ 2011/05/25 23:31 ] 旭川・まちづくり | TB(0) | CM(0)

旭川・コールセンター拡張へ

北海道新聞より、以下一部引用。

ベルシステムのコールセンター 旧丸井旭川に移転へ(05/12 10:12)
 
コールセンター大手「ベルシステム24」(東京)が、旭川市内の拠点を旧丸井今井旭川店の後継店「フィール旭川」に移すことが11日分かった。転居に伴って現在の契約社員600人体制による業務を拡大し、新たに400人を採用。9月上旬から最大千人体制で業務を行う。
 
フィール旭川は地下1階〜地上9階で、ベルシステム24は8階全フロアと9階の半分を使用。最大800席を置き、保険契約の顧客応対や通信販売の受注業務などを行う。


明るいニュースです。
400人を新規採用というのは凄いですね。近年稀にみる採用規模と言えるでしょう。

新聞記事には書かれてないようですが、この拡張の要因が気になります。
今までのビルが狭かったのか、コールセンター業界の状況が良かったのか、この会社の業績が良かったのか。
それともこのビルを所有する極東証券が頑張ったのか、旭川市が影で動いて誘致に成功したのか。

市でも日銀でもいいですから、要因をきちんと科学的に分析して公表し、
今後の企業誘致に活かしていけるような研究をしっかりとやって欲しいと思います。

このニュースは、買物公園にとっても非常に明るいニュースです。
というのも、これがダイレクトに買物公園活性化に結びつくからです。
中心部に職場があれば、そこで毎日かなりの数の昼飯・夜飯・宴会・買物需要が発生し、
周辺の商業地が大いに活性化します。バスや鉄道の利用者も増え、
地元に落ちるお金も大きくなります。

政令指定都市や県庁所在地の商業地が比較的元気なのは、人口の多さも勿論ですが、
中心部に働く場所が多いことが、その大きな要因になっているのではないかと推測します。

具体的な都市名をあげてみると、まず盛岡市がそうですね。盛岡は県庁や岩手医大が中心部にあります。
商業地と官庁などが混在していて歩行者の数も多く、他の県庁所在地よりも賑わっているという印象を受けます。
中心部が比較的元気である、静岡市・高知市・松山市なども盛岡と似たような構造になっています。

逆に、官庁と商業地が分離してしまっていて、郊外化が進んでいる秋田市・水戸市・新潟市・宮崎市などは、
人口のわりに歩行者の数が少なく、商業地もいまひとつ元気がありません。

勤務先がほとんど郊外(=大きな工場など)にある工業都市は、もっと悲惨です。
街の中心がどこだかわからないような街もあるくらいです。

旭川はいま、西川市長の下コンパクトシティ化・中心部再生を目指しています。
コンパクトシティ化を成功させるためには、まちなかの居住人口を増やすことも重要ですが、
中心部での就業人口を増加させることも、また重要な意味を持つことになると思います。

そのためには、企業の誘致を行うことはもちろん、
郊外にある職場を意識的に中心部に集約させていくといったことも、
考えていく必要があるのではないでしょうか。



●提言
中心部活性化の根本的な解決策は、中心部での就業人口を増加させること。
郊外にある職場を中心部に集約させるような政策を!

(企業誘致は当然のこと。更に国・道・市の施設の中心部移転なども推進する必要がある)



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[ 2011/05/12 22:09 ] ニュース | TB(0) | CM(0)

最近、ちょっと面白かったネタ

最近ネットで拾ってきたユーモアをひとつ。



本州人 「北海道?日本じゃねぇだろ」
↓
札幌人 「日高山脈越えると僻地。道東は日本じゃない」
↓
帯広人 「釧路は最果ての街。日本じゃない」
↓
釧路人 「根室はロシア領。看板日本語じゃねえもん」
↓
根室人 「北方領土は日本の領土」


本当にこの通りですね。
オチが見事です。




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[ 2011/04/23 00:31 ] その他 | TB(0) | CM(2)

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